2017.05.28 Sunday
こんばんは!ツッチーです[em_pig]
今日は先日BBSのLMを装着させて頂いたF56をご紹介
・・・とその前に今日はいつもと趣向を変えてホイールの話から始めちゃいます。
アルミホイールには大きく分けて鋳造と鍛造の2種類があるのはご存じの方が多いと思います。
ドロドロに溶かしたアルミを型に流し込んで作るのが鋳造、アルミの塊を高温、高圧で押し潰して作るのが鍛造ですね。
では鍛造の中でも大きく分けると2種類に分かれるって知ってます?
一つは、その押し潰して作った「ビレット」と呼ばれる「鍛造アルミの塊をホイールの形に削り出す方法」で作った物[em_idea]
海外製鍛造ホイールの多くがこの方法で作られています。
僕がゴチャゴチャ書くよりこっちの動画を見てもらった方が分かり易いです(笑)
もう一つはBBSなどでも行われている「型で押しつぶしてそのまま造形する方法」
押し潰したあとそのままディスクの形になっているのがお分かりでしょうか?
けっこう古いけどこっちの動画の方が分かり易いかな?
お昼の情報番組?!にまさかのBBS登場[em_asease]
と言う事で製法が異なる両者ですが、前者は工作機械次第で複雑な造形が出来るメリット、後者はデザインに沿った鍛流線(メタルフローライン)が成形される為、非常に高い強度を持った鍛造ホイールになるメリットがあります。
ちなみに鍛流線とは「金属組織のもつ流れ」
木で言ったら木目ですね[em_pig]
その物の形状に合わせた木目だったら頑丈な物になるのが何となく想像できると思います。
20年近く前かなぁ〜、なんかの車雑誌の裏表紙がBBSの広告で、この鍛流線について書いてあったのですが当時免許も無い僕はチンプンカンプンだったの覚えてます(笑)
そんな鍛造の中でも更なる強度を極めた鍛造ホイールがBBSなのです。
それと「鍛造ホイール」=「軽い」っていうイメージの方が多いと思いますが正確には間違いです[em_idea]
何故なら鋳造より鍛造の方が密度が高いので全く同じ形状なら「重く」なる訳です。
BBSなんて「BBSの鍛造へのこだわりは、鋳造ビレットを鍛造で1/4以上にまで押しつぶす鍛錬比にあります。HPより抜粋」ですよ[em_question]
どんだけ小さく潰しちゃうのよ[em_asease]
つまり「軽い」じゃなくて正確に言うと「強度を活かして軽く作れる」が正解なのです。
現にRFやREはメチャクチャ軽いですがLMは言うほど軽くないですしね。その分強度に振ってあるって事です。
・・・・話が長くなっちゃいましたね[em_worryingly]
続きは明日にします(笑)
それでは!